【岩瀬レポート】第二工期「クラブハウス整備」がスタート!
2024年3月2日
昨日から始まったクラブハウス整備におけるクラウドファンディングは、初日から多くの皆様にご支援いただいております。この場をお借りし御礼申し上げます。
クラウドファンディングのページでも動画などでご紹介していますが、改めてクラブハウス整備の必要性について違った側面からご説明いたします。
J2でクラブハウスを保有していないのは20クラブ中4クラブしかありません(うち秋田を含めた3クラブでは整備に向けて進行中です)。既に環境が整っているクラブが大半だということがわかります。ちなみに、これらのクラブの経営規模は2022年度の決算で11億円以下となっており、規模拡大にも必須の要件という見方もできるわけです。
天然芝のグラウンドは昨年6月に完成、供用を開始しましたが、クラブハウスの完成までは着替える場所すらない状況が続いています。クラブハウスができるまでの期間、近隣の空き家など代替えとなる施設を探しておりますが、簡単には見つからず、候補が出てきても費用面で合わないのが現状です。
選手たちは練習前にセルフケアを行うなど様々な準備をして練習に臨みます。また、練習後は汗を流しお風呂などで疲労を除くとともに、いち早く疲労から回復させるべく、すぐに栄養を摂取する必要があります。その他にも、自身をパワーアップさせ且つ怪我をしない体づくりをおこなうトレーニングジムや、ケアを行うメディカルルームにおける医療機器等を充実させるなど、チームにとって必要となる設備は様々必要です。
ただ、こうした環境を整備することで、所属選手の成長はもちろん、新たな獲得選手たちも秋田で自身が成長するイメージができます。チーム強化に繋がることは間違いありません。
一方で、昨今の資材費や人件費の高騰で建築費は当初想定していた額を大幅に上回る3.4億円(税別)となり、トレーニングルームに設置する機器や選手のロッカー、医療機器や食堂の備品などを合わせると、おおよそ4億円になることとなりました。
また、想定外だったのは外構工事です。ある程度見込んでいたわけですが、上下水道を通すための配管工事や、主要道路の上下水道管まで高低差がなく距離があるためポンプの設置が必要になったことで大幅に外構工事費が膨れ上がり、整備費増に拍車をかけた次第です。ポンプの設置を含めた外構工事だけで4,400万円の費用が追加となっております。
規模縮小はもちろん計画の見直しも行いましたが、今後ブラウブリッツ秋田がJ1でも活躍できるクラブになるためにも妥協のない環境整備が必要不可欠であると考えました。そこで今回、皆さまのお力をお借りすべくプロジェクトを立ち上げたわけですが、グラウンド整備が始まってから多くのファンサポーターの皆様からも「個人でも支援をしたい!」といった声も多くいただいたことも踏まえ、クラウドファンディングの実施に至りました。
皆様、是非ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
次のレポートは、クラブハウスの機能をはじめとした、子ども食堂の運営など社会的な役割と現在の整備状況についてご説明します。
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潟上市 総務部 企画政策課 企画政策班
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