潟上市内における天然芝サッカーグラウンド整備事業

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【岩瀬レポート】クラブハウス完成間近!

2024年8月24日

夏も終わりに近づいてきました。
暖地型の芝生を採用しているYSKスカイフィールド潟上(練習場)の芝生は、毎日使用しているとは思えないほど緑の絨毯のように美しさを保っています。タホマ31の修復力はもちろんですが、そこには陰の立役者たちの存在があります。
朝方グランドキーパーさんが水を撒き、練習後には監督をはじめコーチ陣やスタッフたちが練習で削れた芝生のカスを回収、穴が空いたところには砂を入れる作業を1時間ほど行い、午後にはグランドキーパーさんが芝生を刈り込んでくれているからこそ、常緑なピッチが保たれています。

クラブハウスについては、外壁を囲んでいた足場がすべて外され全貌が明らかになりました。昨日クラブ事務所に来ていた栗本選手も「もうできそうですね!」と話していたとおり、選手たちは皆、完成を楽しみにしているようです。
前回レポートの最後に「次回更新時にはお風呂場が完成している気がするので…」と綴ったとおり、お風呂場が完成していましたのでまずはこちらをご覧ください。

実は各部屋の内装を決めるのにも相当悩みに悩みました。
設計図の展開図に壁の模様を落とし込み、そのイメージを紙の模型で作成、比較して決めました。ですので、完成したものはイメージ通り。その模型の写真がこちらです。

今回お風呂には、疲労回復やケガの治癒も期待できる炭酸水生成装置を取り付けています。実はこの装置は、開発から生産まで秋田県内で行われており、病院では血流やアトピーの改善に、介護施設では調理や殺菌・消毒としても利用され多くの施設で導入されてきています。
https://www.hatamixer.jp

建物内には木を活用した場所が多くあります。
フロアを横切る25メートルほどの廊下の壁面には秋田杉を使用しており、エントランスの壁の両面には、合板の断面を活用しデザインされた素敵な内装になっています。いずれも当クラブスポンサーの秋田プライウッド株式会社の商品で、食堂のメインテーブルも合板の端材を貼り合わせる形で象られた、秋田公立美術大学の今中教授がデザインし秋田市の家具メーカー荻原製作所様が形にした「究極のカーボンストックテーブル」を採用しています。その断面模様はまるでミルフィーユのようです。
https://www.aplywood.co.jp/topics/20240619/index.html

選手たちのロッカールームも納品されていました。
そろそろ設置されている頃かと思いますが、こちらのロッカーは当クラブスポンサーの和以美株式会社に秋田杉合板で作っていただきました。
一番皆さんが見たい場所かもしれませんが、ここは次回コラムをお楽しみに。
そして、今月末にはトレーニングジムの機器がすべて納品され設置されます。

外構工事が急ピッチで進み、いよいよ完成間近。
今月末には選手向けの内覧会を予定しています。メディアにも取材をいただく予定ですので、お楽しみにお待ちください。

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潟上市 総務部 企画政策課 企画政策班
電話:018-853-5302