念願のクラブハウスが完成し、9月4日に無事引き渡しも終了いたしました。これで、ブラウブリッツの強化拠点と地域のハブとなる地域拠点ができたことになります。

まずは、企業版ふるさと納税を活用し本プロジェクトを実施していただきました潟上市様、本事業を進めていただいた一般社団法人秋田県サッカー協会様、そして、企業版ふるさと納税を通して多くの企業の皆様からの寄附と、クラウドファンディングを通じてご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

建物は完成したとはいえ、ここから各所の装飾や備品の搬入、取り付け作業が待っています。「エンブレムはないの？」と選手たちも気にしていましたが、正面右側、屋外の壁面に立体のエンブレムとロゴが取り付けられることになっています。また、プレスルームやトレーニングジムにも装飾が施されます。トレーニングジムには「AKITA STYLE」のフィロソフィーが英表記で壁に大きく記載され、反対側の壁にも白黒でエンブレムが刻まれることになります。さらに格好いいトレーニングジムになると私も楽しみにしています。その他、シューズケアルームにも選手たちのスパイクを掛けるボードが一昨日取り付けられました。
9月25日の竣工式までには、その際には今回寄付いただいた皆様の企業名やクラウドファンディングでお名前プレートコースにご支援いただいた皆様のプレートの取り付けも含めて、全てが完了予定です。

選手たちは引き渡し翌日の9月5日より、一部の施設の利用を開始していますが、Youtube動画として配信された通り、皆喜びと自身の成長、そしてチームの結果に強い覚悟を持ってくれているようです。

その日の午後、松田主務から「涙が出るほど最高です！」と、更に選手たちは「お風呂で子どものようにはしゃいでいました！」と聞いて私もホッとしました。

実は、選手たちの利用開始に向けた準備等含めて「不安でしかない」と話していた松田主務。その際、私も「大丈夫。俺もだから」と、二人でわくわくとドキドキした時間を過ごしていた分、喜びも言葉のとおりひとしおだったと思います。

本事業の企業版ふるさと納税については、今年度末までの期限となっており、目標金額にはまだ至っていないのが現状です。まずは、次なる新スタジアム整備の足掛かりになるようにしっかりとした実績作りをしたいと思っています。

最後に、本整備の建築工事を請け負っていただいたむつみ建設株式会社様をはじめ、設計と管理を行っていただいた甲設計事務所様、電気工事関係を行っていただいた秋田電機建設株式会社様、水回りや空調などの設備関連を行っていただいた互大設備工業株式会社様、細かい注文にも柔軟に対応いただき、完成の期日ギリギリまで施工を行っていただき、本当にありがとうございました。

本レポートについては、竣工式の様子や、全機能（スポーツジムや子ども食堂など）がスタートした様子なども掲載したいと思いますので、もう少しお付き合いいただきますようお願い申し上げます。