潟上市内における天然芝サッカーグラウンド整備事業

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【岩瀬レポート】2022年8月の整備状況

2022年8月31日

8月の整備状況と言いますか、養生期間に入った芝生の成長録について、皆様に広く親しまれる施設になってもらいたい思いから、株式会社ブラウブリッツ秋田 代表取締役社長の岩瀬浩介が、自らレポートを書かせていただくことになりました。

本整備に着手したエピソードや、普段皆さんがソユースタジアムで見ている芝生のことにも触れながら、国内のみならず世界のサッカーグランドのグランドキーパーの皆さんが、如何に手をかけて芝生を育てているのかもご理解いただける内容にできればと思っています。

今後、しばしお付き合いをいただけますようお願いいたします。

芝生の品種「タホマ」を採用した理由

2022年8月25日時点の様子

苗撒きから1ヵ月と3週間が経ちました。芝生の品種についてご説明しましょう。

今回採用した芝生の品種は西洋芝の「タホマ31」。現在国内におけるサッカー界でも注目を浴びている品種です。
タホマ31を日本で初めて導入したのは長野市飯綱高原「飯綱高原南グラウンド」です。その後、FC町田ゼルビアの練習場にも採用。松本山雅FCの練習場として利用が想定されている塩尻市の小坂田公園天然芝サッカー場でも6月に苗撒きが行われ、現在養生中となっています。
タホマ31は、潟上市における天然芝サッカーグラウンド整備事業が東北では初めての採用となり、本整備にも既に視察の申し出をいただいています。

この品種の特徴は、西洋芝で夏芝ではあるものの越冬できる耐寒性です。
本サイトでお届け手している整備状況を御覧いただければわかる通り、1カ月でこのスピードで広がる繁殖力(回復力)には、国内のグランドキーパーさんも「タホマのポテンシャル恐るべしですよ」と言うほどです。

ちにみに、ソユースタジアムは西洋芝の冬芝を三種類扱っています。冬芝なので本来は夏には弱まり枯れてしまいますが、当クラブのグランドキーパー吉川詠喜が、年間通して常緑な舞台で選手たちが怪我無く、素晴らしい試合を見せられるように毎日頑張っています。

リアルなお話で締めくくりますが、耐寒性・耐熱性に優れたタホマはお値段もかなり高めです。
整備費はまだまだ足りていない状況ですので、企業版ふるさと納税にご協力いただける企業の皆さま、もしくはご紹介いただける方はご連絡をお待ちしております。

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潟上市 総務部 企画政策課 企画政策班
電話:018-853-5302